ブロックチェーン貿易金融プラットフォームに加入:スイス銀行UBSやIT大手IBM
ブロックチェーン貿易金融プラットフォームに加入:スイス銀行UBSやIT大手IBM
4つの大手銀行は、スイスに本社を置くUBSとIT大手IBMが昨年末に開始した貿易金融先駆けに参加した。
モントリオール銀行(BMO)、CaixaBank、Commerzbank、Erste Groupは現在、オープンソースのHyperledger Fabricフレームワークの上に構築されているこのプロジェクトに参加している。バタビアと呼ばれるこのプラットフォームは、10月にジュネーブで開催されたSibos銀行会議で初めて公開された。
このプロジェクトの背後にある考え方は、国際貿易取引を最初から最後まで実行できるシステムを構築することである。紙ベースの信用状の代わりに、貿易金融取引はスマート契約(特定の条件が満たされたときに起動する自己実行コード)によって実行される。
昨年CoinDeskと話をした、取引バンキングのためのUBSの製品および市場開発部門のリーダーであるBeat Bannwart氏によると、主な目的は貿易取引の過程で関係者をよりなめらかにに結びつけることであると語った。
「我々は取引バンキングの観点から、サプライチェーンファイナンスから、貿易に関係する人々を巻き込んでそれを見た。しかし、実際には、これらのさまざまなステップを1つのソリューションにまとめてビジネス全体の流れを網羅している。」、彼は当時そう語った。
バタビアプロジェクトの背後にある者達は、来年初めに顧客を含むテスト段階を開始することを目指している。それらの顧客が誰であるかはまだわかっていないが、IBMは以前、ドバイ政府とSantanderやEmirates NBDのような銀行と協力してこの分野の研究を行ってきた。

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